革の種類とタンナー

革の種類とタンナー

レザーを中心としたメンズのセレクトショップなので革へのこだわりを持って販売させてもらっております。ご来店いただいている方も革に対する知識が豊富で革の種類やタンナーの情報などをご存知の方もいらっしゃいます。今回は私たちがセレクトさせてもらっている商品の革やタンナーに関する情報を整理する意味でまとめさせてもらいました。

革とタンナー

バダラッシカルロ社

古くから革のタンナー(革を作る会社)が多いイタリアのフィレンツェでも比較的新しい会社です。伝統的な製法であるバケッタ製法を頑な守り続けています。革の品質を非常に重要視しており、大量生産ができません。プエブロやミネルバなどの革が有名で日本でも多くの革小物のブランドで使われています。ただ、大量生産をするために欠品をすることも多いのでバダラッシカルロ社は非常に人気があります。

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ワルピエ社

イタリアのトスカーナ地方にある小さなタンナー(革を作る会社)。その中でも有名なのが、高級皮革のブッテーロです。

プエブロ

プエブロ

プエブロとは表面をあえて毛羽立たせてアンティーク風の雰囲気を持った革のブランド名です。またエイジングが激しく使い込むことで良い味が出てくるのも特徴です。

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ミネルバボックス

ミネルバボックス

ミネルバボックスとは表面は自然な風合いのシボが出るシュリンク加工をしたものです。イタリアの伝統技法であるバケッタ製法で作られた趣のある革ブランドです。

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ミネルバリスシオ

ミネルバリスシオ

ミネルバリスシオとは綺麗な経年変化をする表面は張りのあるスムースな仕上がりです。大人な男性の雰囲気にピッタリ合う革で、革を育てる楽しみを感じさせてくれます。

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ブッテーロ

ブッテーロ

ブッテーロとはハリとコシがある男っぽいイタリアの革のブランドです。カラーも豊富で綺麗な色感と質感が相まって非常におしゃれでかっこいい革です。

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革の種類と特徴

革の種類と特徴

革の種類には大きく分けると牛や馬や豚や鹿や山羊、そしてエキゾチックレザーと呼ばれるクロコダイルやリザードやスティングレーやパイソンなどがあります。そのそれぞれでも部位や年月などで分類されていたり、それぞれのタンナーさんでブランド化して名称が付けられたりしています。

牛の革の種類

牛革 種類

通常、革と呼ばれると牛の革のことを指します。牛革の中でも表情や質感などが違うものがあります。それは部位であったり、どれくらいの年月が経った革なのかなどによって変わっていきます。下記には一番ベースとなる牛の革の種類を記載しております。

カーフスキン(生後6ヶ月以内の仔牛)

表面がきめ細やかで繊細で美しい最高級素材です。定義としては、生後6ヶ月以内の仔牛の主に牡の革のことを指します。表面が滑らかで肌理が細かく肌触りも良いのが特徴です。また硬さは柔らかい方で例えるなら人間の赤ちゃんのような肌をイメージしていただけると良いかと思います。また部位による差が少ないので品質の安定性にも貢献してくれます。カーフの中でも生後3ヶ月以内の仔牛の革のことをベビーカーフと言い薄くてさらにきめ細かい革であり、最高級素材と言われています。通常のカーフの大きさは120デシくらいが一般的ですが、ベビーカーフはその約半分の70デシくらいとなり、希少性も高くなります。重さでもカーフは分かれていて「9.5ポンド以下(90デシ)」のカーフスキンをライトカーフ、「9.5~15ポンド(130デシ)」のカーフスキンをヘビーカーフと呼んでいます。カーフの中でもブランドになっているようなカーフの種類を下記に記しておきます。

キップ(生後6カ月から1年以内の仔牛)

カーフに比べると肉厚で強度が増します。ただきめ細かさではカーフに軍配が上がります。使い勝手が良いので色んなアイテムに使われます。美しさと価格のバランスが優れているのが特徴です。カーフとキップが小型の革を表すので、カーフスキンやキップスキンなどと「スキン」という名称が付きます。厚さは0.8mm〜1.3mmほどで、カーフは0.6〜0.9mmになります。

馬の革の種類

馬革 種類

馬の革の種類で有名なのはコードバンですね。紳士の高級小物で良く見かける素材です。革のダイヤモンドとも呼ばれるほど希少性が高く、その価格は年々上がり続けています。コードバンは農耕馬で6年以上経った馬のお尻の部分を指します。一般的なコードバンと言われているのは馬のお尻とだけ説明されていますが、本来の意味を拡大解釈しているようです。コードバンは繊維がしまっていて牛革の3倍くらいと言われています。また経年変化すると色が深まっていき、少し柔らかくなって手に馴染んでいきます。コードバン以外ではホースレザーもよく目にされる機会があります。特にレザーのジャケットなどに使用される素材で、柔らかさと手に馴染んでいく感じが好きな方がいらっしゃいます。

ホースレザー

ホースレザーとは、主にコードバン以外の馬の革を指します。その特徴としては強度や摩擦抵抗が牛革より少し劣りますが、その分柔らかくフィットしてきます。革ジャンなどに使われることも多い素材です。種類はホースハイドとホースフロントの2種類があり、ホースフロントは馬の首の部分の革を言いホースハイドよりもキメが細かく柔らかいのが特徴です。

コードバン

コードバンとは、馬のお尻の部分を指すと一般的には呼ばれている部分です。厳密に言うと農耕馬で6年以上経った馬のお尻のことを指しますが、現在は農耕馬を使っている農家も少なくなっているので、一般の馬のお尻を含めるようになっています。革のダイヤモンドとも呼ばれ、その質感は大人の男性が好んで使う素材になっています。