クロコダイル（ワニ革）の説明と商品

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革とタンナー
クロコダイル（ワニ革）

王者の風格を感じさせる
クロコダイルレザー

クロコダイル（ワニ革）とは、牛や豚などの家畜動物ではなく希少価値の高い動物の革を指すエキゾチックレザーの一種です。他にもパイソン、リザード、スティングレー（ガルーシャ）などがありますが、エキゾチックレザーの中でもクロコダイルは代表的な存在です。ワイルドな斑（ふ）模様と使い込むほどに美しく光る艶は、「革の王様」と呼ぶにふさわしい威厳を感じさせます。クロコダイルレザーは身体と斑のバランスによって4種類に分類され、中でも斑が細かく詰まったスモールクロコは非常に希少価値があり、高値で取引されています。

クロコダイルの特徴

個性的な風貌で希少価値の高いエキゾチックレザー。中でも圧倒的存在感を誇るのがクロコダイルレザーです。時として「革の王様」と呼ばれるクロコダイルの魅力は、個性的な斑（ふ）が創り出す存在感と使えば使う程に増す艶感にあります。牛革よりも強度が高いためその分長く使え、独特なエイジングが楽しめます。首からお尻までの斑が何列あるかによって4種類に分類され、斑が細かく小さいスモールクロコダイル（イリエワニ）が一番高価なものとされています。他にもラージクロコダイル（ニューギニアワニ）、ナイルワニ、シャムワニなどがあります。

クロコダイルの原産地

現在流通しているクロコダイルレザーのほとんどは養殖のワニのものになります。というのも、天然のクロコダイルだと革に傷が付いているものが多く、アイテムとして使える面積が少なくなってしまうからです。
産地はクロコダイルの種類によって異なりますが、希少価値が高いとされるスモールクロコダイルをはじめ、多くのクロコダイルレザーは主に東南アジアの地域で生産されています。他にもアフリカや、イリエワニなどはオーストラリアでも生産されています。

クロコダイルのメンテナンス

普段のメンテナンスとしては柔らかい布での乾拭きがお勧めです。お使い頂いた後に乾拭きして汚れをある程度拭って下さい。艶加工のクロコダイルは特にデリケートでブラシでも傷が付く場合がございますので、ブラッシングは避けてください。乾燥が気になる場合はエキゾチックレザー専用のクリームやケアスプレーなどを塗布して下さい。その際は目立たないところに塗布し、30分程度たっても染みや革の変質が無いか確かめてからお使いください。また長期間保管する場合はカビが生えないようご注意ください。